固定費はまだ減らせる!他では見かけない、現役主婦の節約術まとめ
節約術に関する記事って、たくさんありますよね。
私ももちろんよく読んでいます。
でも実際に節約をしていると、どのサイトでも見かけたことのないオリジナルの節約法というのが少しずつ確立してくるのですね。
特に固定費です。実は気づかない内に発生している固定費やランニングコストに、みなさん割と鈍感なのではないでしょうか。
そこで今回はそんなテクニックをまとめてみたいと思います。
なぜ通信費が夫婦で4千円以下なのか
ケータイは格安SIMかガラケー・ガラホにしよう
スマホの普及もあり、一人で5千円以上もの維持費がかかってしまっている家庭、多いんじゃないでしょうか。
うちは、携帯代は夫婦2人で2500円くらいです。
なぜって答えは簡単、二人ともガラケーだから。
「え、LINEもやらないの?」「FacebookやEメールが確認できないじゃん!」と思ったそこのあなた、安心していただきたい。
もし上記「」内のような用途でしかスマホを使っていないのであれば、ガラホ(日フォン)に乗り換えれば良いのです。
どうしてもスマホが良ければ、SIMを変えれば良いのです。
ガラホってなんぞや?
スマートフォンとほぼ同じOS(Androidをガラケー向けにしたもの)で従来のガラケーみたいな携帯をつくったから、見た目はガラケーなのにハイスペック、スマホでできることは割とできる感じのやつです。
このガラホ、そんなスペックにもかかわらず料金がガラケー並に設定されているんですね(ドコモ、au)。LINEのやりとりやEメールの確認くらいなら、ダブル定額も最低料金でほぼ収まるようです。
私も乗り換えを検討中です。だって…
テザリングで二台目が安く持てる!
私は仕事用にタブレットも持っています。
今は格安SIMで月額900円ですが、ガラホでテザリングでも良いんじゃないかなーと思い始めているところ。
以前はテザリングオプション、なんて追加料金がかかりましたが、今回のプランでは無料になっている(auの場合。ドコモはよく知らん)。
これは私のような二台持ちには待望の機能なんですよ。
問題はダブル定額の最低料金(50MBまで)で収まるかどうかですが、収まるならさらに1000円も通信費が安くなります。
通信費はこまめに新情報をチェックすべし
もしガラホにはしないとしても、SIMは乗り換えをしようかと考えています。
月額900円より安いもので品質の満足いくものが今までなかったのですが、出て来ました。月額660円のDMM mobileです。
今使っているiijmioと殆ど内容が一緒。通信速度が少し遅いけど速度なんてそんな求めてない。バースト機能があればどうせ気にならない。
あ、格安SIMってよくわかんないんだよなーって方は以下のページが詳しかったです。
と、こんな感じで通信業界というのは今とても進化が早く、競争も激しいのですね。
これが一番おトクだ!と思っても、三ヶ月経ったらもうさらにおトクな手段が出てくる。こまめにチェックすると、ちょっとずつ確実に固定費が減らせるのです。
実はおトクが隠れているかも?ケーブルテレビ
さて、ここまで読んで、あれ?と思われた方もいるかもしれません。
ここまででもう4千円くらいじゃないかと。
固定回線の通信費はどうなっているのかと。
お前は嘘をついているじゃないかと。
いえいえ嘘ではありません。実はうち、マンション全体でケーブルテレビに入っているそうで、ホームWifiが無料なんです。
そんなに速度は速くないですけど、必要十分。動画もサクサク。
速くしたとしても普通にプロバイダ契約するより安めです。
他、指定キャリアのスマホが安くなったり、かなり安くタブレットを借りることもできるみたい。ケーブルテレビを契約しているなら、おトクが隠れていないか一度ちゃんと聞いてみると良いと思います。
そして賃貸住宅を探している方、「CATV有り」は通信費を節約できるチャンスです。シミュレーションをしてみてどのくらいおトクがあるのか、確認してから部屋を決めると良いですよ。
収納スペース=コスト
在庫は基本、一つしか持たない
収納スペースというのは、恒常的にお金がかかっていると考えましょう。
もちろん、住宅にお金をかける必要の一切ない人生を送っているならば良いのです。しかしそうではない大抵の方々は、「引っ越そうかなぁ」「マンション、買っちゃおうかなぁ」なんてタイミングが必ず訪れます。
そうなったとき、食料品や生活用品の在庫をたくさん持つ習慣があると「このくらいは収納が要るなぁ」という見積もりが必要以上に大きくなってしまうんです。
そうです、つまりローンや家賃が気づかない内に上がってしまうということです。
5000円家賃の高い部屋に引っ越したら、年間で6万円。十年で60万円です。
実は在庫をあまり持たない習慣は、大きな節約になるんですね。
よほど安ければ二つ買っても良いでしょう。しかしそれは例外なのだと、深く頭に刻み込みながら買う習慣をつけることをおすすめします。
ちなみに私、冷蔵庫に限ってはいつもかなりスカスカ状態なので、冷蔵モノは二つ買いすることもけっこう多いです。その辺りの個人差も考慮して実行してくださいませ。
できる限りモノを持たない
と、いうのは他のサイトでも見かけますが、上の話題とも関連するので一応挙げておきます。
モノが少なければ、「もっと広い部屋に引っ越したいなぁ」とそもそも思いません。あ、家族が増えたとかは別ですが。
家具も少なめですみます。家具が少なめなら、そこまで広くない部屋でも広く見えます。莫大な節約効果です。
手入れが必要なモノも少なくてすみます。これは例えば服や靴などですね。
クリーニング代だって立派なランニングコスト。でも服を買うときに意識している人は少ないのでは?
布団やカーペットなども含め、自宅で洗えるかどうかも買い物の際に判断基準に入れておくともっと良いですね。
底値や割引って、本当におトクなの?
在庫が捌けたら、底値探しをする
底値で買う、ってよく主婦のみなさんはやってますけど、あれって微々たる効果しかないんじゃないの?
そう思っていらっしゃる方も多いでしょう。
実は私も最近までそう思ってました。しかしその「微々」を、もうちょっと引き上げるテクニックがあるんです。
それが、「底値探し」にある程度の時間の余裕をつくること。
もちろん、わざわざ時間をつくって底値チェックに行く、なんてことではありません。在庫がなくなったら「底値探しリスト」のメモに加えておき、買い物に行くたびに店ごとにその商品の価格をチェックするんです。
在庫を使い始めたばかりのタイミングなら、ゆっくりこの底値探しができます。一ヶ月は使い切らない製品であれば、月末などの店側が予算達成のために安くしてくるタイミングとも重なります。また一ヶ月あればより多くの店を回れます。
「あ、この店ちょこっと遠いけど、いつも使ってるこの製品こんなに安いんだ!」なんてことが起こります。
ちなみに効果ですが、私はこの方法で「液体歯磨き(特大)」を200円以上安く買うことができました。もし家族4人で1ヶ月で使い切ると想定しても、年間2,400円の節約ですね。
一つの製品だけで、ですよ。
消費全体で想像すると…。
しかもこの方法なら、底値が気になるという気持ち以外にまったく手間も時間もかかりません。
いつもより安い、に踊らされない
「50円引き!」とか「半額!!」という言葉に踊らされると、実は予定にないモノ、買う必要のないモノ、ムダに高級なモノを買うことになります。
特に食料品です。「今日はうなぎが安かったのよ〜」「昨日、メロンが安くって」なんてことを月に何度もやっていたら、おトクなわけがない。
しかも大きな弊害として、無意識に生活レベルを上げていってしまいます。
生活レベルを上げる=月々の生活費というランニングコストが上がってしまうことに他なりません。
では贅沢品はどう買うか。
回数を決めておく
贅沢品に手を出すのは、月に2回まで。などと回数を明確に決めておきます。あとはどんなに安くても手を出すのをやめましょう。
予算管理を月々いくらでしている人は月何回まで、週ごとに予算分けしているなら「前週の繰越し額がいくらになったら」など、それぞれやりやすいやり方で制限をかけてみてください。
もう少し抑えられそうなんだけどなんか減らないなぁ、なんて考えていた食費が抑えられますよ。
ちなみにうちは、月2回までで半額以下なら高級食材を買って良いことにしています。
ナニ、それじゃあ物足りないって?大丈夫、なぜなら…
ふるさと納税の、意外な効果
高級食材は、もっぱらふるさと納税で選びます。
ふるさと納税がとてもおトクなことは今更私が言うまでもありませんね。
一応、詳しいサイトをリンクします。
さらに良い効果として「この食材って高級だけど、年に一回は食べてるんだよね」とわかること。
うちは年一回開催の、ふるさと納税家族会議(と今勝手に名付けた)で全ての寄付先を決めてしまいます。なので一緒にスーパーに行ったときに食べたい高級食材が安くても「それふるさと納税で送られてくる(きた)よね」と言って買わずに済むこともしばしば。
そうか食べる(食べた)しなぁ、と思うと我慢してるって気分には全くなりません。年一回食べてるなら十分だよね、ふるさと納税のやつのがおいしいしわざわざお金出して買うこともないね、ってな気分です。
その他買い物テクニック
食材の宅配を賢く使う
うちは週に一回、食材の宅配を利用しています。基本的にはその食材で一週間をまかない、足りないときやどうしても欲しいものがあるときにだけ、スーパーで食材を買います。
スーパーに行く頻度がとても低いので余計な買い物をしにくいこと、週ごとの注文なので予算管理しやすいことがとても気に入っています。もちろん予算管理をし始めてから、食費は抑えられました。正確にはわからないけど、月3〜5千円は確実に減っています。
年単位にすると3万6千〜6万円。けっこうすごい。
店内を回るときはカゴを持たない
昔小売店でバイトをしていたとき、エライ人に教わりました。
手ぶらで店内を回って買い物した人と比べると、カゴを使う人は2〜3千円、カートを使う人に至ってはなんと7千円も客単価に差があるのだそうです。なので、ヒマなときがあったらお客さんにカゴを手渡しするんだよ、と。
やはりそこにカゴがあると、気軽に商品を入れてしまうもの。
必要になった段階で初めてカゴを取りに行くこと、カゴを使ったなら会計の前に300円は減らせるものがあるのではないかと考えること。うちはこの二つを実行しています。
「欲しい!」と思っても最低一週間は寝かせる
主に消耗品ではないものの話です。
衝動的に「欲しい!」という気持ちになったら、一週間は時間をおきます。それでもまだ欲しかったら、そのとき初めて購入を検討し始めるんですね。
期間は値段や手間などに応じて変えます。5桁なら一ヶ月とか。
これで「やっぱりいいや」と買わないことにした製品、数知れず。もしかしたら一番効果を上げているかもしれませんね。
まとめ
今の日本には、消費を誘う甘い罠がほんとうにたくさんあります。
知らずしらずお金が出て行き、本当に欲しいものだけを買うのは難しくなっていると思います。
どうぞ記事を参考にして、賢く節約してみてくださいね。